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新鮮さが命! 2009/03/07


早くこっちこっち! ほらほら、急いで!

「あ、おいおい、ちょっと待てよ。どうしたんだそんなに急いで」

いいから早く! すごいんだからー

「わかったから、とりあえず落ち着けって! ったく、エルフってのは本当によく走るな……おーい!」

もうー、ボスも急いで! きっとボスもびっくりするんだから!

「はいはい……っと、一体何なんだよ」

ほら、ちょっと前に農場を借りて種を植えたでしょ? 覚えてる?












「ああ、もちろん覚えてるぜ。土遊びに興味はねえんだが、食いもんが手に入るとかってやつだろ?」

さすが食べ物の事はちゃんと覚えてるんだね。

「あったりまえだろ! 生きるためには必要不可欠だからな。俺じゃなくても覚えてるはずだぞ。」

ええー、そういうもんかなあ。

「当然、そういうもんだ。お前、俺の事を食いしん坊主みたいに思ってんだろ?」

ぼ、坊主?

「……食いしん坊」

お、思ってないよー。いつも食べる量は普通くらいだと思うし! クマってもっと大食いなのかと思ってた……!

「ふーん……ほんとかねえ……」

そ、それでね! あの日から今日でもう5日くらい経ったんだよ。

「誤魔化しやがったな……。しかし早いな、あれからもう5日か」

そうなんだよね、ほんとに早い。のんびり過ごすのも良いんだけど、時間はのんびりしてくれないからね。

「最近はあれだろ? 影なんとかにも良く行ってんだろ?」

影ミッション? そうだね、お友達に誘われて行く機会が増えたかな。

「良いことだな。早く俺の足を引っ張らないようになってくれよ」

えー、なにそれー。

「何ってそのままだろ? お前はすぐに焦って判断力を失うからな。弓の腕前はそこそこマシになってきたが、精神面じゃまだまだ子供だなw」

ふうん……。

「何だよ」

そういう事言うんだー、あのボスがー。

「あ? な、何だよ……俺はしっかり成長したクマだぞ。お前みたいな子供と比べてもな……」

ひょっとして、あの日の事……忘れちゃったわけじゃないよね……?

「い、いつだよ……」
















ふうー! 今日も頑張ったー。最近よく誘ってくれるから嬉しいなあ。

「お前からもちゃんと誘ったりしろよ? そういうのがお互いにあるからこそ、良い関係ってのが続くってもんだ」

そうだね、ちょっと緊張するけど頑張ってみようかな。

「わかったらさっさと帰ってメシにするぞ」

あ、ちょ、ちょっと待って!






「なーんだよー……普通体動かしたらメシだろ? 何か知らんがメシの後にしてくれよ」

ここ出る前にちょっとやりたい事があるんだ。

「本当か?」

……え?

「本当にちょっとか?」

な、長くはないと思うけど……。

「すぐにメシか?」

う、うん。

「今日は何だ?」

え?

「昼メシ」

あ、えと……パンとオレンジにしようかなって思ってるけど……。

「……」

え……?

「……」

あ、あとお肉も!

「……」

え、あ、えと、お肉2つだったかな……!

「2つ……? 3つの間違いじゃないのか?」

そ、そう……だったかな……う、うん、3つだった……!

「よし、じゃあさっさと済ませてメシにしようぜ」

うう……。

「ところで、こんな誰もいない所で何すんだよ」

あ、うん……えとね、周りに柵があるでしょ? それを使わせてもらうんだ。

「柵? 小屋でも建てんのか?」

違う違う、この柵をね……こうやって……!






「!?」

ってやると、スキルのトレーニングになるんだよー。動かないしライフも多いから、かなり楽にトレーニングできるんだー。3人いないと入れないから、なかなか機会が無かったんだけどね。今日は誘ってもらっちゃったからね。へへ、良い事知っちゃったー……って、ボス? どうしたの?









「うう……柵……この柵……」

え? ボス……?








「何だ……これは……この柵を見ると……」

ちょ、ちょっとボス? 大丈夫?

「この柵を見ると……無性に……おおおおおおっ!」

あっ! ボ、ボス! ちょっとまって! ……えええええっ!











「うおおおおっ! このっ! 柵っ! この柵っ! んふーっ!」

ボス! ど、どうしちゃったの急に! ちょっと!








「うるせえ! 俺はこの柵を殴りてえんだ! このっ! 木の柵がああっ!」

ちょ、ちょっとー……少し落ち着きなって。

「落ち着いてられるか! 動物の血が騒ぐんだよ! 柵の分際で囲みやがって! ……このっ! おらっ!」

えー……。

「何とか言いやがれ! おい柵! このやろう……! 壊しちまうぞ! うおおおおおおっ!」







……。








……。










……。










なーんて事があったのに、まさか忘れたなんて言わないよねー?

「おっ、お前……」

なあに?

「あ、あれはな! あれだ……動物の血が騒ぐんだ! 俺だけじゃないはずだ!」

ボクは確かにまだ子供かもしれないし、精神面も成長してないかもしれないけど、それを隠したり取り繕ったりはしないけどなー。

「うぐぐ……」

ボスももうちょっと落ち着いたら、もっとカッコ良くなるかもね?

「うるせえ、余計なお世話だバカヤロウ」

はは、ごめんごめん。

「ったく……」

そんな事よりさ、ほら! これこれ、見てみてよー! じゃーん!









「おお……!」

トマトが成ったんだよー。やったー!







「5日前は土ばっかだったのに、トマトが生えてるじゃねえか」

生えたって言うか、育てたんだよ。ちゃんと毎日水やりとかしてたんだよ?

「へー、それはご苦労さんだな。どれどれ……ほほう、色も形もなかなかのもんだ」

へへ、どうもどうも。

「大きさも丁度良さそうだし、見た目も実に食欲をそそるな」

やっぱり自然の中にいただけあって、野菜の質なんかには詳しいんだねー

「いや?」

……ん? え?

「いや、だから別に詳しくなんかないぞ?」

え、だって、色も形も良いって……

「あ? ああ、そうだな。実にうまそうだ」

え? 質……じゃなくて?

「しつこいな、質なんかわからんって。色も形も俺好みだって言ってるだけだろ」

あ、そ、そう……。

「んむ、よし食うぞ」

ま、まだダメだよ!

「あー何だよー、お前は! 目の前にメシがあったら食うだろ! メシ ある 食う 寝る だろ!」

ご、ごめんごめん! でもこの野菜は、ちゃんとプロの人に収穫してもらわなきゃいけないんだよ。

「そうなのか」

う、うん……ボクは全然素人だし、収穫の最中にだめになったらもったいないでしょ?

「そうだな……じゃあさっさと収穫してもらおうぜ」

そうだね、楽しみだよね。

「あ、その収穫のプロってのは誰なんだ?」

えっと……農場……資産管理人さん……? かな?

「なげえ……略してくれ」

ブラットさん。

「ん、じゃあそのブラットに頼むわけだな」

そうそう。

「よし、ならさっさと行くぞ。ブラットのとこまで、ぶらっとな……!」

え……。

「……」

















ボスー! ブラットさんからトマトきてるよー!






「どれどれ……トマト46個か」

成長度はもっと伸びそうだね。もう少し世話してからでも良かったんじゃない?

「食えれば良いんだよ。それに出来たての方が美味いに決まってるだろ」

う、うん……? うん……そうかも?

「当然だ」

そ、そう……。と、とりあえずこれでひとまず完成だね! 楽しかったなあ。

「おいおい、これで終わるつもりか?」

うん……?

「このトマト、ブラットとかいうやつに収穫してもらったんだろ?」

そ、そうだけど……?

「お前は何もしてないんだろ?」

う、うん。

「それなら、まずやる事があるだろ」

え……?

「え? じゃねえよ。お前な、こういう大事な事は忘れんなよ?」

え、えと……あ! そ、そっか! 確かに大事な事だ……忘れてた。

「ったく、しっかりしろ」




 








こんな感じかな?

「そうだな、お礼もできないようなヤツに育つんじゃないぞ」

そ、そうだね、気をつけるよ。

「口で言うのは簡単だからな、次に忘れなきゃそれで良い」

はあい。

「よし……じゃあさっそく、トマト取り出してみようぜ」

うん!






どうぞ!

「おお! 採りたてのトマトだな!」

そうだよー、どう? おいしそう?

「今まで見たトマトの中では、1、2を争うほど素晴らしいトマトだ」

ホントに!

「ああ、まあもちろん俺の主観でしか無いけどな」

うんうん、それで十分嬉しいよー。頑張って育てた甲斐があったって思えるもん!

「はは、そうかそうか。そういう素直なところは、お前の良いところだよな」

ボクだって、ボスだってちゃんと褒めるところは良いところだと思うよ。

「ったく、バカな事言ってんじゃねえよ……」

へへ……。

「じゃあ、さっそくいただくとするか!」

だめー。

「……!?」

これは、ブラットさんに買い取ってもらうんだよ。

「え、お前、何言っちゃってんだよ。新鮮な野菜だぞ……? これを食わないでお前……」

そうだけどさ、ブラットさんに買い取ってもらえば、かなりの金額になるみたいだよ? それで美味しいものでも食べに行かない?

「そ、そんな……お前いいか? よく聞けよ? 新鮮な野菜ってのは、まさに鮮度が命なんだよ。わかるか?」

う、うん。

「んで、その鮮度ってのは金なんかじゃ買えないだろ?」

そ、そうだね。

「つまりだな、俺が言いたいのはだな……今目の前にある新鮮な野菜と金! どっちの方が大事なんだって事だよ!」

わ、わかる、言いたい事はよくわかる……!

「それなら、ほれ。さっさと食うぞ」

そ、そうだけど……! でもそのお金で、普段食べれないような高いものとか、美味しいお肉とかが買えたり……。

「……肉だと?」

う、うん、お肉……。

「……」

……。

「……」

……や、やっぱり新鮮な野菜の方かな。そうだよね、新鮮な方が良いもんね!

「……へ行け……」

え……?

「ブラットの所へ行け……」

え?

「ブラットの所へ行って野菜買ってもらえ!」

え、ええ! だって、新鮮な野菜は……。

「うるせえ! 確かに捨てがたいが、高級肉には代えられん!」

そ、そうなんだ……。

「もたもたすんな! 肉が逃げるだろ……!」

に、逃げないよ……じゃ、じゃあ行こっか……。

「走るぞ! ほら!」

あ、ま、待ってよーボスー!



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カテゴリ:ボクとボス
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↑の画像はランダムで変わります。不定期ながらも随時追加していく予定ですが、お気に入りのNPCや面白そうなやりとりなど、何かアイデアがありましたらコッソリ教えてくださいね。
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